ブログの意義

いつの間にか興味が湧いてきて初めてブログというものに手を出している。

ブログというと日記に近いイメージだけど、今までの人生で日記なんて小学校の宿題くらいでしか書いたことないよなぁ。。

 

何でブログに興味を持ったのか思い出してみると、やっぱり社会人になったのがきっかけな気がする。

なんというか壁にぶつかったんだよな、結局。学生時代は、特に壁にぶつかったという程のことはなかったし(逃げることもできるしね)、ある意味自分だけの問題だから、自己完結できる。

でも、社会人って社内外のいろんな人たちとの関係性の中で動いていくものだから、どうも勝手が違うんだな。なんか学生時代に比べて、自分という人間を規定する、縛りに似た関係性が多いんだ。そこに適応しようとして、仕事の悩みとか出てきた。

社会人になって初めてスマホを手に入れたので、ググってみると、いろんな人の意見が出てくる出てくる。ざっくり分けると、こんな感じ。

①仕事で成長することこそ人生!

②仕事なんて糞。社畜になるな!

③仕事と趣味を両立させよう!

④好きなこと、得意なことを仕事にしよう!

媒体でいうと、①と③が経済紙のコラムとかが多くて、②と④が個人のブログとかに多い感じ。当然かもしれないけど。

僕が好きだったのは、個人のブログの方だった。癒されるんだよね、個人のブログの方がさ。①~④に関係なく、なんか社会的圧力が弱い気がして。。

ただ、②、④の方が圧倒的に読み物として面白かったね。なんか、社会が善しとしている価値観に逆らっている感じで。当時の僕の心境とも呼応しているのかもしれない。

例えば①について。言葉が持つニュアンスから無抵抗に受け入れてしまいそうな成長という言葉。僕も就活の時は、いい響きを感じていたなあ。なんか漠然と幸せを掴めるようになる言葉だよね。でも、最初の仕事の時に「自分が未熟なことが原因で生じた残業時間はつけないことが社会人のマナー」という言葉を上司からもらった時に、おや?と思った。世間でよく言われる仕事での成長って、会社と上司に都合良く思われるようになることなんじゃないか、と。残業が出ない方が、会社の利益は大きくなるし、上司の管理者としての評価も高くなる(会社にバレなければ)。

これっておかしいと思った。新人ならそりゃ慣れてる人より時間かかるの当たり前だし(仕事のやり方も教えてくれなかったし)、それも込みで採用するのが普通なんじゃないの?と。

ここで、もしかすると自分の思う成長とは意味が違うかもと思った。僕が思い描いていた成長は、生きる力が強くなること、仕事に置き換えれば自分で稼げる能力が高まることだ。これじゃあ、会社が儲かるだけで、自分は稼げてないじゃないか。。

 

そんなこんなで個人のブログを徘徊してたら、単純に面白いな興味を持つようになった。それに加えて、普段から考えていることを言葉にしているからか、自分の考えがしっかりしている人が多いなとも感じた。考えが言葉にする過程で磨かれてるんだろうと。言葉にすることで考えが明確になるというのは仕事をしていても感じるところだし、これを繰り返していたら、自分の考えが明確になって、人生の指針になるんじゃないかという期待がある。

あとは、自分が生きているって実感を持つためかなぁ。なんかイマイチ生きてる実感が湧かない。記録に残しておけば、後で見返したとき、自分は生きてるって感じられるんじゃないかなと期待している。文字は偉大だ。

 

~まとめ~

①単純に面白そう

②自分の考えを明確にして、人生の指針を作りたい

③生きてる実感を持ちたい

 

以上